こんにちは。らむねです。
親が子どもを叱るときに、感情的になって、大声を出したり、時には手をあげてしまったという事も・・・。
「叱る」と「怒る」は違うとよく言われます。
親も人間、感情的になってしまい、どうしようもない時もあるかもしれませんが、
「しつけ」と称して必要以上に怒り、必要以上の「罰」を与える行為は、
「しつけ」の度を越え「虐待」と判断されます。
今回は、母親の行き過ぎたしつけが引き金となって、離れ離れになってしまった家族のお話です。
これって虐待? 「しつけ」だと言って子どもを必要以上に叱る妻に対して、夫はなにをしたらいい?
志賀正則さん(53歳)は自営業を営む社長。
妻・梨奈さん(31歳)とは結婚10年目で8歳と4歳の2人の子どもがいます。
結婚当時梨奈さんは、カフェでアルバイトをしていましたが、
1人目を妊娠してから、アルバイトを辞め専業主婦として子育てに専念していました。
正則さんが、梨奈さんの子育てに疑問を持ち始めたのは、上の子が3歳のとき。
子どもがご飯を食べないからと、梨奈さんが必要以上に怒鳴っているところを
「ちょっと、そんなに怒らなくても」と正則さんが注意すると、
「あなたが甘やかすから、こいつが調子乗るんだよ!むかつくガキだな!」と、
梨奈さんは、子どもを突き飛ばしたのです。
あまりの事に正則さんは、大泣きする子どもを抱いて外に連れ出しました。
しばらくすると梨奈さんから
「少しカッとなってしまって・・・、ごめんなさい」
と反省しているという連絡が来ました。
妻は育児に疲れている?
正則さんは、梨奈さんが育児に疲れているのだと思い、
子どもを保育園に預けて正則さんが経営する会社でパートすることを勧めましたが、
梨奈さんは「大丈夫だから」と、それを断りました。
正則さんはなるべく早く仕事を終わらせて家に帰り、
家事や子育てを手伝っていましたが、梨奈さんの子どもに対する態度は、
相変わらずあたりが強く、それは2人目を妊娠したころには更にエスカレートしていました。
子どもを必要以上に怒る妻……。これからの子育てはどうなるの?
(2018.11.16)